ハイキューの中でも人気のキャラと言えば、月島蛍ですよね。長身で頭が良く、頭脳プレーで何度も烏野のピンチを救ってきた彼には、トラウマとよべる過去があります。
今回は、そんな月島について紹介しようと思います。
ハイキュー‼88話ショック…
ハイキューファンの間で “ショック” と言われるほど、大事な部分があります。
それは、月島の過去が明かされるところです。
単行本10巻、第88話「幻覚ヒーロー」で描かれている内容が、月島の過去のトラウマになり、それを読んだ人達が付けたと言われています。
88話を見て泣いた!と言う人も多く、このトラウマを克服する月島を見てさらにファンになった人も多いはず‼
そんな88話がどんな内容なのか、気になりますよね?
「幻覚ヒーロー」
月島の過去編が描かれている88話の「幻覚ヒーロー」、アニメではセカンドシーズンの第8話です。当時、7つ年上の月島の兄、月島 明光(あきてる)は中学時代、バレーボール部の主将でありながらエースでした。
当時小学生の月島はそんな兄を慕い、今は見せないくらいキラキラした笑顔で話しかけます。本当にお兄さんが大好きなんですよね。
1年後、明光は烏野高校に進学し、烏野バレー部でエースになるため努力します。そんな兄が誇らしい月島は、毎日明光とバレーの話をします。そして学校の友達にも兄の自慢をします。
そして、月島は兄に止められていましたが、学校の友達と烏野の試合を見に行くことにします。そこで月島が見たのは…
兄の姿はコートに無い…顔をあげた先には、応援席で応援する兄の姿!
エースだと信じていた兄がいないことに衝撃だった月島は、 “1番になんかなれない” と頑張ることを諦めてしまいます。
そんなトラウマを抱えた月島を変えることはできるのでしょうか?
山口の存在
小学生の頃から月島と一緒にバレーをしている山口は、月島がお兄さんの事で衝撃を受けた日も一緒にいました。いじめられていた自分を変えてくれた月島の今の姿を見てほっとけなくなったのかもしれません。
明光が烏野のバレー部にいた時のエースは、 “小さな巨人”。
月島は日向に対してどこか明光の時と同じようになるかもしれないと、思っていたのかもしれませんよね。
でも山口は月島に “かっこ悪い” と話します。月島の方が日向より身長も頭脳もセンスも持っているんだから…と。
それでも、1番になれない、どこかで負けるのに…という月島に山口はさらに「プライド以外に何がいるんだ‼」と必死に月島に伝えます。
山口の思いは月島に伝わるのでしょうか。
月島…覚醒⁉
山口に “かっこ悪い” と言われてから過去のトラウマと向き合う事にした月島は、強豪校の主将である音駒の黒尾と梟谷の木兎のもとへ向かいます。
そこで、どうして部活なのにそこまで必死になれるんですか?と質問します。
木兎から返ってきた答えは…
「将来がどうだとか、次の試合で勝てるかどうかとか、一先ずどうでもいい
目の前のやつブッ潰すことと、自分の力が120%発揮された時の快感が全て」
と話し、 “その瞬間” がきたらお前がバレーにハマる瞬間だ!と月島の質問に答えます。
木兎の言葉を聞いた月島の表情が変わり、翌日の梟谷との練習試合でキル・ブロックを見せるシーンがあります。今までのモヤモヤが吹っ切れたのかそれ以降、月島は烏野のブロックの “要” となっていきます。
まとめ
今回は月島のトラウマの事について紹介しました。
普段クールで日向や影山をからかう時だけイキイキしている月島に悲しい過去があったことに驚いた人も多いはずです。
でも、根は素直なのか疑問に思ったことをストレートに黒尾や木兎に聞きに行くところは、可愛い所ですよね。
昔のカワイイ笑顔が見られる日は来るのか⁉
今後のアニメの展開も楽しみです
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