月島蛍と言えば、ファンの間で“第三体育館組”“無気力組”などと言われていますね。
烏野ではチーム一の長身なのにどこか手を抜いていて、100点を目指さないように見える
彼。
全体練習後の自主練もせずに一人で切り上げてしまう・・・・という場面もちらほら。
しかしある試合で彼自身がバレーにハマる瞬間が存在するのです。
そんな月島のバレーにハマった瞬間と今までの軌跡を紹介します!
“その瞬間”
月島蛍は、いつもクールでどこかやる気のなさを感じさせる選手。
最初に言ってしまえば、月島がバレーにハマる瞬間は白鳥沢の牛島のスパイクをドシャット
した時。
これに至るまでいくつかの伏線が存在するのですが、後々説明します。
3期の4話「月の輪」白鳥沢戦の真っ只中に“その瞬間”は訪れます。
1セットかけて執拗にじわじわとセッターと
スパイカーへ壁を意識させ、プレッシャーとストレスをかけ続けたブロック。
月島は白鳥沢のセッターがそのプレッシャーを受け
焦りを含んだわずかな乱れのあるトスを待っていたのです。
見事に牛島のスパイクをドシャットした月島。
そしてそれに至るまでのミドルブロッカーとしての
実力や彼自身のバレーに対する想いなどをご紹介します。
月島蛍
烏野高校の1年生。身長は190cmとチーム一の長身です。
ポジションは例のごとくミドルブロッカー(MB)
成績は優秀。口数も多い方ではなくクールでドライな性格だが、
少しばかりひねくれもので相手を見下す癖があるようです。
影山とは初対面の時から仲が悪く、日向との温度差は天と地の差があります。
チームメイトの山口忠とは小学校からの仲で、いじめられていた山口を月島が
助けたのがきっかけで一緒にるようになり共にバレーを始めます。
兄の存在
最初の登場からバレー本当に好きなの?と思わせるような
やる気のない言動がある月島。
その原因は2期の8話で明らかになっています。
中学時代エースとして活躍していた兄に憧れバレーを始めた月島。
高校に入っても兄はレギュラーで活躍していると思っていたが、
ベンチ入りさえできずに応援側にいた兄の姿を目の当たりにしてしまい
バレーに本気で向き合うことができないようになってしまいます。
その結果、月島の中でバレーは“たかが部活”になってしまったのです。
プライドと変化
インターハイ予選で青葉城西に負けた烏野。
それぞれが東京遠征で勝つための多彩な攻撃方法を編み出していくなか、
自主練もせずにいつも一人で練習を切り上げる月島。
そんな月島を山口は見かねて、なぜ線を引いちゃうんだよ。と問い詰めます。
「上には上がいる。どこかで負けるのになのにどんな原動力で動いているんだ」
と諦めている月島に山口は、
「プライド以外に何がいるんだ!」と魂のこもった叫びをあげます。
その言葉に月島は、梟谷の木兎光太郎に
なぜバレーに一生懸命になれるのかと疑問をぶつけます。
木兎は自分のことを例に
「俺の時代キター!」とバレーにハマった瞬間は、過去一のスパイクをきめれた時だと話
し、
「“その瞬間”があるかないか」
「それがお前がバレーにハマる瞬間だ」と言われます。
このことがきっかけで、
月島の中の“たかが部活”に変化が生まれ始めます。
覚醒
その後の練習で、木兎のスパイクを本気で止めに行ったり、
烏飼コーチのソフトブロックの指示に「止めなくもいいんですか?」と
強気な発言をしたり、今までの月島からは想像つかないような発言をするように。
その後持ち前の頭脳、冷静さを武器に次第に成長していきます。
そして、白鳥沢戦で
得意の頭脳で相手セッターにプレッシャーを与え続け
わざとコースを空け抜けると思わせて、牛若のスパイクを見事にドシャット。
ブロックがきまっても「たかがブロック1本、25点中の1点」と考えていた
月島が初めてガッツポーズ。
まさに、“その瞬間”
月島がバレーにハマった瞬間なのでした。
この1点で白鳥沢から1セットをとった烏野。喜ぶメンバーに
「勝負はこれからです」と、一言。
烏野になくてはならないブロックの要へと変貌を遂げた月島なのです。
まとめ
1.“その瞬間”
2.月島蛍
3.兄の存在
4.プライドと変化
5.覚醒
いかがだったでしょうか。
月島はとても奥が深く、考えれば考えれるほど多くの魅力をもっている選手ですよね。
月島が成長してい良く過程では多くの伏線があり、周りの助言や月島がバレーに対する
本当の気持ちに気付くことでできたからこその覚醒だと思います。
作中のなかで彼は山口に並んで大きな成長をしたといってもいいくらい最初の頃とはいい意
味で別人に成長しました。
技術は上がっても憎まれ口を叩くのは相変わらずで月島らしさをなくしていない
ところは良かったなぁと感じたし、多くのファンに愛されるキャラなんだなと改めて感じま
した!
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